「虹彩に解ける」油彩 F30

北海道釧路北陽高等学校 3年 
中鉢 真佳

自評文

当初は、ご飯を手掴みで食べてニコニコ笑っている赤ちゃんみたいに、「自分のやりたいようにやってやれ!」というテーマでした。しかし、赤黒い背景と表情、実際よりもはっきりとつけた陰影のせいか、彼女が「まだ物足りない」と言っているような気がします。タイトルは、溶けてドロドロになると言うよりも、ほどけて楽になるというイメージです。人間が受け取る外部情報の9割は視覚からだそうです。甘さに満たされたい。そんな現実逃避願望がこの絵なんだと思います。皆さんから見て、この絵の中のチョコレートは甘いですか?苦いですか?

作品PH021